【🌀気滞タイプ＋🔥湿熱タイプ】のあなたへ

この記事でわかること！！
・気滞と湿熱の特徴
・気滞+湿熱で起こりやすい症状
・おすすめの生活習慣と食事
・おすすめの漢方

🌀気滞ってなに？

「気滞（きたい）」は、気がスムーズに巡っていない状態。
つまり、エネルギーが流れず、心身が“詰まり気味”になっているということです。

気滞の状態になると

• 胸やお腹が張る
• イライラしやすい
• ため息が多い
• 月経前になると情緒が不安定になる（女性）
  
  といったトラブルにつながります。

🔥湿熱ってなに？

体内に余分な“水分（湿）”と“熱”が溜まってしまう状態です。

この湿と熱が組み合わさると、身体の中に「ベタつき」「にごり」が生じ、

• 体が重だるい
• にきびや湿疹が出やすい
• 尿のにおいが強い、または回数が少ない
• 口の中がネバつく
  
  といったトラブルにつながります。

🌀気滞 ＋🔥湿熱タイプのあなたの体は…

エアコンが壊れた梅雨の満員電車！です

ストレスで食べ過ぎたり、 感情が爆発したかと思えばどんより重くなる… そんなジェットコースターのような不調を感じていませんか？

皮膚トラブルや消化器系の不快感など、 「なんかベタつく・熱っぽい・だるい」がセットで現れることが多いです。

この体質が悪化すると…

• にきび、湿疹、皮膚炎などの悪化
• 感情の爆発、抑うつ感の波
• 下痢と便秘の交互（過敏性腸症候群）
• 口臭、残尿感、膀胱炎

など、ストレスと炎症が交差するような症状が慢性化します。

🌀気滞 ＋🔥湿熱タイプにできるセルフケア

◯ 生活習慣
・感情をためこまない環境をつくる
・夜ふかしを避け、睡眠をしっかり取る
・暴飲暴食・アルコール・甘いものは控えめに

◯ 食事・飲み物
・緑豆、はと麦、とうもろこし、ゴーヤなど湿熱を取る食材
・陳皮、紫蘇、ジャスミンなど気の巡りをよくするもの
・はと麦茶、決明子茶、緑茶など利湿・清熱のお茶

おすすめの漢方薬

• 竜胆瀉肝湯：湿熱による皮膚炎、泌尿器トラブルに
• 加味逍遥散：ストレス性の情緒不安・月経トラブルに
• 茵蔯蒿湯（いんちんこうとう）：湿熱による黄疸・肌トラブルに
• 柴苓湯：水分代謝を改善しつつ熱を冷ます

※体質により合う漢方は異なります。自己判断せず、専門家にご相談ください。

最後に…

「体が重だるくて、気持ちもイライラしやすい」 「吹き出物やお腹の不快感が慢性化している」
それは、“気の滞り”と“湿熱”のコンビが引き起こしているかもしれません。

まずは気の巡りを整え、湿熱を抜く。 それだけで、驚くほど体が軽くなることもあります。

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